※結論【優しくされたいから優しくしろ】という記事ではないです。
こうして間を開けつつも物書きまがいのことをやっていると『誰かに届いているかな?』と感じることがある。
ふと思い返してみると、誰かに届けたい情報:書きなぐり=3:7くらいの割合に落ち着きそう。
ざっと陸地:海面の割合くらいだ。
届けたい情報もたいして書いていないのに認められたいだの気付かれたいだのとちゃんちゃらおかしい話である。
それにしても、なぜ書くのだろう。
奇しくも最近(といっても幾分か前になってしまうのだが)そんな記事を書いていた。
なんだ、定期的にやってくる承認欲求か。
そんなおセンチな気分になり下がっているときにはこの本。
この一冊は我が家のお手洗いにも常備されている。
考えらされる、とても読み甲斐のある本だ(結構好き嫌いは分かれそうだけど)。
結局、優しくされたいのはわがままだし、やさしくしたいのも自分勝手なわがままなのだ。
自分の書いているものが電子の海に沈み、決して日の目を浴びないとわかっていても、少しの希望をこの胸に持つくらいのわがままは許されてもいいんではなかろうか。