最近実感したことだ。
バカな子というのは、馬鹿正直に自分に向かってくれている子であると。
決して知能の面だけで判断したものではなく、愛玩動物のように尻尾を振りながら笑顔でいてくれている行為なのだと。
わが子どもたちもそれ相応の年齢になってきたので反発されることも多々ある。
それが憎いわけでも鬱陶しいわけでもなく、なんとなくだが大人になっているのかなぁと感慨深い。
今回タイトルに書いた【バカな子】というのは知能の面だ。
もちろん勉強の真っ最中であるから、すべてを完ぺきにこなしてほしいなんて思っていないし、ほどほどで大満足できるはずであった。
が、想像以上にひどい。
家庭学習の在り方が悪かったんだろうだって?
全くその通りでぐうの音も出ないのだが、赤子の時に思っていた、健康で大きくなるだけ、ではうまくいかないかもしれない。
健康なことは素晴らしいし、何物にも代えがたいことは重々承知なのだが、やはりそれ相応の、その年齢相応の知識というか知能というか、それを持っていてほしいと思うバカな親心である。
復習することが何よりも身につく。
反復で繰り返しすることで知識は定着していくのだと自分に言い聞かせ、もう少し学生でいられる間にその繰り返しを幾度となく行うことで乗り越えてほしい。
もちろん手助けもできるだけするし、質問されたら答えていこうとは思っている。
子どもがいくつになっても心配は尽きないだろうが、それでも何かあった時には助言なり手助けなりができる立ち位置にいたい。