いつ水出しコーヒーのことを知り、初めて口にしたのかはいまいち記憶にはない
コーヒー好きだと自負しているものの、ペーパードリップ=水出しコーヒー=煮出しコーヒー=コーヒー、というすべてを『全部同じコーヒーだよ』という気持ちで今まで過ごしてきた
最近では水出しコーヒーは『コールドブリュー』という方が認知されているのかもしれない
もちろんペーパードリップが優れているとか劣っているとか、AにくらべBがいい、などという垣根なく、コーヒーは全てにおいて等しく美味しいものであるというのが以前の意見だった
以前の意見だった、などと書くと今は意見が変わったんだと思われるかもしれないが、今もコーヒーは等しく美味しいと思っている
『美味しい』が『同じ味ではない』というのに気付いたといった方がわかってもらいやすいかと思う
抽出方法や豆の種類などに代表されるように、すべてのコーヒーが同じ味だと思っていたわけではないのだが、そう表現したくなるほどに今回体験した水出しコーヒーは今までのコーヒーとは違っていた
具体的に表現するなら『すっきり、まろやか』
パッケージにも表記されているそのままの表現
飲んだときの感想など個人により全く違ってくるのだろうから、できれば体験していただきたい
あまりにのど越しに感動したためパッケージを見てみると、『ある一定以上は濃くならない』とのこと
賢すぎでしょ
少し調べたところによると、水出しコーヒーの抽出時間にも色々あるようで、4時間から24時間とその間隔は差がありすぎ、差がありすぎる故に多種多様な需要に答えているようにも感じた
是非とも24時間抽出の水出しコーヒーを飲んでみたいものである
そのときにはまた、コーヒーに対する思いが変わるのかもしれない