《本意ない説話だが、こちとらこたろうは語彙力に懸かる韋編を披見したことがない。》
『語彙力』に関する著書は本屋さんで探してもらえると分かるが沢山出版されている
申し訳ない話ではあるのだが、こたろうはまだ語彙力に関する書籍を拝読したことはない
少し難しい表現に憧れている部分があるので、今後紐解くことも十分ありえる話ではあるのだが、テレビなどでよく取り上げられている『難しい単語』に関して言えば正直どうなのかと思うところがある
よくテレビで言われ有名になったのが『忖度』や『僥倖』がある
テレビでよく聞くようになったからこそ意味も理解できるのだが、全く聞いたこともないような言葉を急に聞くということは全く理解できないということに等しく、電話などであれば尚更ではあるが、下手すれば会話の内容がわからないまま話が進んでいくことも考えられる
『諧謔を弄する』などと急に言われても困る方の方が多いのではないだろうか
つまるところ、わざわざ難しい単語を使うことは嫌がらせに近い
知識をはべらせて喜んでいるだけ
本で説明されないと意味のわからないような言葉を、本を読んだからと言って日常的に使うとも限らない
『本を読んでいない人は理解できない可能性があるから』
日々日本語が進化(進歩)しているように、日々使われない日本語は退化している
『正しい日本語を使いましょう』
正しさ、正義というものは時に力がありすぎる独裁にも近いのかもしれない