モノを減らすと、心の中にも空間が生まれる。
捨てたのは“物”なのに、
軽くなるのは“気持ち”のほうだ。
今日は25度。
穏やかな風が部屋を通り抜けていく。
窓を開けて片付けをしていると、
気づかないうちに、心の中まで整っていくような感覚があった。
モノが多いときは、いつもどこか落ち着かない。
「片付けなきゃ」と思うたびに、
やるべきことが増えていくような気がして、余計に疲れてしまう。
けれど、少しずつモノを減らしていくうちに、
不思議と気持ちが穏やかになっていった。
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🌱 なぜモノを減らすと心が整うのか
1. 視覚的なストレスが減るから
部屋の中の情報量が減ると、脳が感じるストレスも軽減される。
人間の脳は常に“見えているもの”を処理しているため、
スッキリした空間ほど、自然と落ち着きを感じやすい。
2. 「選ぶ力」が戻ってくるから
モノが多いと、毎日の選択が増える。
服、文具、食器――どれを使うか考えるだけでエネルギーを使う。
持ち物を厳選することで、“選ぶ疲れ”が減り、思考がシンプルになる。
3. 「いま」を生きやすくなるから
過去の思い出や、未来の不安に縛られず、
“いまの自分”にとって必要なものだけが手元に残る。
それが、心を整える最大の要因なのだと思う。
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部屋の片隅に、まだ迷っているものがある。
でも、急ぐ必要はない。
心の整理と同じで、片付けも“時間をかけて整えるもの”だから。
モノを減らすことは、
自分の生き方を見直すこと。
そう気づいたら、少しだけ肩の力が抜けた。
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📌 本日の記録
天気:晴れ
気温:25℃(秋の風が心地よい)
空模様:澄んだ青空
今日の気分:心も部屋も軽くなった日
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💡 今日の豆知識
ミニマリズムの研究では、
「持ち物を減らすことにより“決断疲れ”が減少し、幸福度が向上する」
というデータが報告されています。
特に“視覚的な刺激の少ない環境”では、
人の脳波がリラックス状態(α波優位)になりやすいとも言われています。