片付けるたびに迷う。
捨てるべきか、残すべきか。
でも、ひとつの基準を持つだけで、
その迷いは驚くほど小さくなる。
今日は26度。
少し涼しくて、片付けにはちょうどいい日だった。
季節の変わり目になると、
自然と「身のまわりを整理したい」という気持ちになる。
クローゼットを開けると、
思い出のある服や、いつか使うかもしれないものが並んでいる。
“いつか”は、たいてい来ない。
それでも、なぜか捨てられない。
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私が断捨離をするときに決めていることがある。
それは、**「いまの自分が大切にできるかどうか」**という一点。
過去の自分が好きだったものでも、
今の自分が手に取って心が動かないなら、それはもう役目を終えたもの。
逆に、古くても、見るだけで少し心が温かくなるものは、
たとえ使わなくても残す価値がある。
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断捨離の本質は、
“物を減らすこと”ではなく、
“自分と向き合うこと”だと思う。
何を持つかより、
どんな気持ちで暮らしたいか。
それを基準にすれば、捨てる・捨てないの判断は自然と決まっていく。
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捨てたあとに残る「空白」は、
次の新しいものを迎える余白でもある。
モノを減らすたびに、心の中にも風が通るような気がした。
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📌 本日の記録
天気:曇り時々晴れ
気温:26℃(すごしやすい午後)
空模様:静かな薄曇り
今日の気分:整理と再出発の気配
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💡 今日の豆知識
心理学では、人がモノを手放せない理由のひとつに「サンクコスト効果」があります。
これは“すでに費やした時間やお金を惜しむ”心理。
けれど、本当に必要なのは「これから自分を支えてくれるもの」。
過去への執着を手放すことで、今の自分に合った暮らしが見えてきます。