音が届く前に、空の奥でひらく光を見た。
夏が、近くまでやってきていた。
今日は28度。
昼間は少し雲が多かったけれど、夕方には空が薄く染まり始めた。
窓を開けてコーヒーを飲んでいると、遠くで低い音が響く。
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その音に続いて、夜空に淡い光が咲いた。
花火大会があることを忘れていたが、この距離からでもわかる。
光はほんの数秒で消えてしまうのに、残像がしばらく視界に留まる。
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部屋の中まで届く、わずかな火薬の匂い。
音が遅れて胸の奥を震わせる感覚。
そのたびに、過ぎてきた夏の夜を思い出す。
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熱いコーヒーをひと口。
花火の光とは対照的に、ゆっくりと体の奥へ温かさがしみ込んでいく。
窓辺に腰かけ、しばらくその光と音に耳を澄ませた。
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📌 本日の記録
天気:くもり時々晴れ、夕方から夜にかけて風弱め
気温:28℃(夜は少し涼しめ)
空模様:西の空は薄い茜色、やがて紺へ
今日の気分:遠くの花火が、心の温度も上げてくれる夜
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📖 ひとこと紹介:
光と音と匂い。
花火は五感を一瞬で夏に連れていく。
そんな感覚を、静かな時間とともに味わえるのも悪くない。
拙著『日なたの午後、僕は静かに壊れていった』も、
夜の涼しさを感じながら読むのにちょうどいい一冊です。
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