こたろうの日々

男女の双子育児と趣味について好き勝手に語ってます

「ふるさと納税」の話

こんにちわ、こたろうです。

 

ついに、というか、やっと、というか「ふるさと納税」の在り方が問われ始めているようです。

 

ふるさと納税」・・・好きな自治体を選んで寄付することによって税金(住民税や所得税)が軽くなる制度

 

ここ数年、ふるさと納税による返礼品の品質向上が著しくすすみました。

同額支払うのであれば、好きなもの、高価なものを受け取りたいと思うのは当然のことであって、それにより魅力的な(高価な)返礼品を扱う自治体の納税額が伸び、その反動で伸び悩んでしまう自治体がでてきていました。

 

納税される見込みだった税金が、ほかの自治体に行くことによって、減収の自治体では思うように資金が使えないということが起きているようです。

(今回拝見した例では、学校一つ分の減収だったようです)

 

納税額の多い自治体が得をしているかというと、一概にも言えないようで、牛肉を扱っている自治体では、「牛の数には限りがあるため、そのうちに返礼品を用意できなくなる可能性がある。」と頭を抱えているようです。

 

いまの「ふるさと納税」について、全国の自治体の約72%が上限額設定などによる是正が必要、と考えているようです。

 

ふるさと「納税」というよりは、2000円で買える減税付き通販感覚で自治体を選んでいる口数が多いという現実が浮かび上がってきています。

 

税金対策として抜群のうまみのある「ふるさと納税」。

今後どのように対策されていくのか興味深く見守っていきたいと思います。